水素水ブームも冷めやまぬまま現れた超新星「ケイ素水」
最近では大型量販店の健康コーナーなどに良く陳列されているのを見かけるようになりました、水素水では水素が体内の活性酸素を取り除くだけでなく、水素の超極小分子により、体中のすみずみまで行き渡り、あらゆる身体の悪いものを取り除いてくれました。
そして今回の「ケイ素水」の魅力は豊富に含まれる「ミネラル」です。
ケイ素というのはもともと農作物で重要な役割を担っていた物質で、リン、窒素、ケイ素を含んだ栄養塩という肥料があります、特に稲科での植物はケイ素、ミネラルを優先的に吸収し、自身の養分とし、害虫からの保護としても働いています。
特にケイ素水で有効的な効果は「デトックス効果」と言えます。
「デトックス効果」とは、体中の細胞が活動した後に残る老廃物や、体外から侵入した重金属や環境汚染物質などの有害物質を体外へ排出しようとする、元々身体に備わった働きです。
またケイ素は、カルシウム、鉄分、マグネシウムなどの「炭素」が含まれていない無機塩類と呼ばれる栄養素のことで、一般的に「ミネラル」と呼びます。
このミネラルが体内の有害物質や老廃物の排出を手伝い、そして老化の原因になる「活性酸素」の数を大幅に減らしてくれるのです。
一般的に「活性酸素」は老化を促すとても悪い物質のように紹介される事が多いですが、実は活性酸素には身体を守る機能があり、体内に侵入した細菌を白血球やマクロファージのように攻撃し、取り除く「免疫機能」があり、また体内でエネルギーを発生させる時に、余った水素と結合し水になり、汗や尿として体外へ排出されデトックスの働きも担っているのです。
ですが、年齢とともに活性酸素の数を抑える「ミネラル」を体内に維持する力が衰えていくことにより、身体のありとあらゆる細胞を「酸化」させ、働きも衰えさせ、ゆくゆくはがん細胞の発生まで促してしまいます。
そしてケイ素水を飲むことによって不足しがちな「ミネラル」を効率的に摂取し続けることで、過剰に発生した活性酸素を抑えることができ、さらに老廃物や毒素も、ミネラルが沢山引き連れて一緒に体外に排出してくれます。
またケイ素水は血管を強化する働きもあり、血流の改善を促します。
加齢と共に血管にはコレステロールの塊などがこびりつき、血管の通り道を塞ぎ、血管自体の弾力を損なわせ、最悪の場合脳梗塞や心筋梗塞によって命を落としかねません。
ですがケイ素のミネラルは血管の内皮細胞を構成する成分ですので、血管内部を補強し、血管外部の劣化した細胞を修復する働きを持っています。
しかし、これほどまでに身体に重要なミネラルはですが、実は一切身体の中で生成することが出来ないのです。
そのため全て食事などから摂取するほか手軽に補給することは出来きず、ケイ素を摂取するためには、稲科の粟やヒエ、玄米など、または海藻のわかめやひじき、昆布などにも多く含まれています。
ケイ素水には植物性と鉱物性の2種類存在します。
鉱物系のケイ素は、太古の藻類が結晶化したシリカ(水晶石)と呼ばれる水晶を使用しています、その水晶を2000℃の超高温で長時間加熱し、ガス化させたケイ素成分を特殊な方法で集めてから不純物を取り除き、純水に混ぜることで出来上がります。
鉱物系のケイ素水は、99.9%ケイ素の結晶である水晶を使用するため、その含有量とケイ素水の弱点である加熱にも強く、有効なミネラルが変質して効果が薄くなることも少ないです。
ただ鉱物系ケイ素はアルカリ性を示しますが、なにか水などで薄めて使用すると問題ありません。そして含まれているシリカの含有量はトップクラスで、その特徴から主にサプリメントやミネラルウォーターなど様々な用途で使用されています。
植物系ケイ素は、はじめに少し説明していましたが、農作物の稲科が良く養分としてミネラルを吸収しているので、この籾殻を何度も洗浄し、何度も燃焼を繰り返す事で抽出します。
特にコメの籾殻から抽出されたケイ素が最も体の中に吸収される性質を持っていることが長年の研究で判明しています。
これに関しては「ケイ素水」としてミネラルウォーターのように飲むだけでなく、お米や玄米として食べるだけでも体内のケイ素濃度が上昇していました。
そのため、食べるだけで体内に効率よく吸収されるケイ素が多く含まれる籾殻から抽出されたケイ素水は驚異的な吸収率を示します。
しかし弱点があり、加熱に弱く、すぐにミネラルが変質し効果が薄くなってしまいます。
植物由来、鉱物由来で特徴を見てみましたが、これら2つに共通する「加熱」がキーワードになっていると思います、これは抽出方法の違いと同じく抽出されたケイ素にも特徴が変わってくるのです。
ケイ素には「結晶性」と「非晶性」という状態があり、抽出する方法や、植物系か鉱物系かで変わってきます、一般的に自然に存在する植物系ケイ素は「非晶性」とされ、籾殻由来のケイ素もその一つです、また籾殻から抽出されたケイ素が最も身体に吸収されたのは非晶性の持つ性質だと言われています。
ただし非晶性のシリカ水は加熱に弱く、効果を弱めてしまう要因となってしまうことがあります。
鉱物系のシリカ水は基本的に「結晶性」で、水に溶けにくくアルカリ性を示しますが、
加熱に強く、様々な使用方法でケイ素を摂取することが来ます。
また鉱物系のケイ素を「非晶性」で抽出する製法が確立されており、大量のケイ素濃度を示しつつ、非晶性の人体への吸収率を誇る、安全な鉱物系シリカ水も普及しています。
もちろん年齢が若い頃は、日常生活の食事で摂取出来るケイ素で事足りるほど、様々な食材にケイ素が含まれているのですが、年齢を重ね、吸収率が悪くなったり、すぐに体外に排出されてしまったり、またコンビニ弁当や、偏った食事など食生活の乱れなどで、一気に食事で摂取出来るケイ素の量は減ってしますのです。
特に食生活の乱れは、現代社会の社会問題の一つで若い頃の身体でも乱れた食生活により生活習慣病となってしまうことも多々あります。
それらを予防し、アンチエイジング効果で健康な身体を維持することができるのが「ケイ素水」ですが、日々の食生活を見直して、どんな食材の中にケイ素が含まれていてどのような料理が良いのか見てみようと思います。
実は、元々日本の大地は火山灰土壌で多くのケイ素が含まれている恵まれた土地なのです。
そして日本人の主食である「米」この稲科の植物が地中のケイ素を沢山吸収し成長していきます、そして米から吸収出来るケイ素の吸収率はとても高く、不思議なことに日本人は生活しているだけで、口にするケイ素はとても多いのです。
また米以外にもキビや小麦、赤カブ、昆布、ひじき、昆布、わかめ、とうもろこし、じゃがいも等々あります。
昔から食べられていた食材がほとんどで、小麦やじゃがいも、米などは人間の主食としてとてもポピュラーです。とても健康的な食材だったのですが、食生活の変化や環境汚染などで、ケイ素の摂取量が少なくなってしまっているのです。